RS232C接続モデルについて

シリアルデータ通信モデルです。USB接続（HID：キーボードデータ）とはデータの扱いが異なります。ご使用頂くには電源供給が別途必要になりますので、ACアダプタを購入いただくかご用意ください。

特長

あらゆる業務に対応したバーコードリーダ

高分解能によって細小バーコードを読み取れるのはもちろん、データ編集機能によって出力フォーマットを設定することができ、あらゆるアプリケーションに即対応可能です。
また、右ALTキー、テンキー、エンターキーの送信や多彩なシリアルコマンドに対応しています。

便利な機能

利用者限定機能

利用者限定機能を使うと、登録した人だけがultra-3220を使えます。
アイドル状態が続くと、利用者バーコードの再スキャンが必要になります。
ultra-3220を接続した機器の利用者制限にも使用できます。

バーコード照合判定機能

照合機能は最初に読み取ったバーコードと次に読み取ったバーコードを照合し、OK/NG の判定を行います。
医療現場では誤投与防止など、人為ミスの防止に役立っています。

読み取りデータの出力編集機能（GS1コード）

GS1-128/GS1 DataBarの出力データ（PCなどの接続機器へ送り出すデータ）のフォーマットを成形できます。
アプリケーションに応じた形に編集でき、データの抽出が効率的になります。

GS1コードとは
GS1 とは、製造年月日、消費期限、有効期限、ロット番号、重量、梱包番号、 発注番号など、様々なデータの先頭にアプリケーション識別子（AI）を付け てデータ項目を管理するバーコードです。 編集機能を使うことで、より効率的にデータを抽出する事が可能になります。

出力フォーマット例

・ AIをカッコ で囲んで出力します。
(01) 97847973029746(10)4011(15)080925(30)5000(17)090811<CR>

・ AIデータをカンマ で区切って出力します。
97847973029746,4011,080925,5000,090811<CR>

・ AIデータをTAB キーで区切って出力します。
97847973029746<TAB>4011<TAB>080925<TAB>5000<TAB>090811<CR>

・ AIデータをSTX/ETX で囲んで出力します。
<STX>97847973029746<ETX><STX>4011<ETX><STX>080925<ETX><STX> 5000<ETX><STX> 090811<ETX> <CR>

・ AIデータをそれぞれ異なるキー で区切って出力します。
97847973029746<TAB>4011<CR>080925<CR><LF>5000<@><@>090811<右ALT><CR>